田舎暮らしの素敵なお散歩

51歳の時鬱と言われ何も考えられなくなったmamax。今は少しづつ元気を取り戻したmamax。その1番の薬が暮らし方。暮らし方を変えた夫婦の忘備録です。3日坊主にならないように頑張りますので、いいね!や応援よろしくお願いします。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)

昨日に引き続き、HSP(生まれつき非常に感受性が強く繊細な気質もった人)に関することを書きます。

以下は、NET情報を統括したものですがほぼママに当てはまります。

HSPがもつ生まれつきの4つの特性

情報を深く処理する 感覚的な刺激を強く、深く受け取り、処理する傾向があります。 そのため、長い時間物事を深く掘り下げて考えたり、生真面目に受け取りすぎたりします。

刺激を過剰に受けやすい 人は無意味な刺激や過剰な刺激があると心や意識のフィルターを通過させず、あまり感じないようにします。そして、重要な事柄のみキャッチし、把握します。 しかし、HSPはこうしたフィルターが弱いため、全ての刺激が心の中に入り込んできてしまいます。 そのため、一度によりたくさんの情報を処理しなければならないので、そのことで疲れてしまうようです。

情緒的な反応と高い共感性 感情や情緒が揺さぶられやすく、強く反応してしまいます。 人の考えや気持ちを敏感に察知し、強く同情や共感をしてしまい、相手に入り込んでしまいやすくなります。そのため、人との関係に巻き込まれたり、巻き込んだりしてしまい、そのことで人間関係のトラブルに発展してしまうこともあります。 反面では、芸術や文化に強く惹かれ、感動することができます。 また人の傷つきを理解しやすいため、人に対して優しく接することができます。

些細な刺激に対する感受性 刺激をキャッチする五感の感度が非常に高く、多数の人が知覚できないような感覚をもキャッチしてしまいます。そして、キャッチした感覚を長い時間にわたって保持してしまいます。そのため、大きな音や騒がしいところでは非常に苦痛を感じたり、疲れてしまったりします。 また、人から言われた些細な事柄にひどく傷つき、それを引きづり、後々にわたるまで覚えていたりします。

さらに、HSPの人には以下のような特徴があります。

心の境界線が薄い・もろい 心の境界線とは、自分のテリトリーもしくは自分が自分であるためのバリアのようなものです。 HSPの人はこの心の境界線が薄くてもろいため、容易に相手からの影響を受けてしまいます。その性質は、人の気持ちを敏感に感じ取り、深く共感する一方、相手に対して過剰に同調したり、相手の気分や考えに引きずられるなど、本音がわからずに自分を見失ってしまいことがあります。

疲れやすい HSPの人は刺激に敏感であるがゆえ、疲れやすいという特徴を持っています。 いつも周りに気を遣っているため、楽しいことであっても疲れてしまう傾向があります。 HSPの人は普段から無意識に、360度の高感度アンテナで周りの刺激を拾い集めているため、人混みにいる時や、周りの人のネガティブな感情に巻き込まれている時にも大きく消耗してしまいます。

自己否定が強い HSPの人はその繊細さから、対人関係において余り相手を責めることをしません。良心的で優しく、相手のことを優先する傾向があります。 その半面、相手のことを気にするあまりに些細なことでも「自分が悪いのではないか」と自分を責め悪い方向に考えてしまう傾向もあります。 ネガティブ思考で自分に自信がないため、周りからの怒りの標的にされることも多く、自分の本音を隠してしまうことから人との関わりが苦手という特徴があります。

つまり、HSPとは人よりも感度の高いアンテナを常に張っている状態なのです。 そしてこの感度のいいアンテナは、小さな仕草や言動で相手の気持ちを汲み取ることができたり、色々なものに深く感動できたりしますが、反面様々なことを敏感に感じ取り過ぎてストレスの要因になるのです。 日本人は国民性から、HSPの割合が海外の人より比較的高いと言われているそうです。

HSPの人が生きづらい理由 社会は大多数の人に合わせるようにできています。 日本は典型的な右利き社会で、道具や設備は右利きの人に合わせて作られています。 このように多数派・少数派に分かれた場合は多数派の方に合わせざるを得ないため、少数派の人は苦しい思いをすることになります。ただ、左利きの人は「左利きだ」と目に見えてわかるので、左利きの本人もストレスがかかるのを理解できますし、周りからも理解してもらえることもあります。 それに比べて、敏感で生きづらさを感じているHSPの人には、目に見えた特徴があるわけではありまません。 本人の内面の感じ方の違いなので他者にはわからず、その程度や表れ方も人それぞれなので、周りも本人も認識するのが難しいのです。 HSPの人は例えていえば、自分が少数派の「左利き」であることを理解しておらず、頑張って「右利き」であろうとしているのです。左利きの人が右利きの人と同じように右手をあつかおうとすることに無理がありますから、結果として自分に自信をなくし、生きづらさを感じてしまうようです。

HSPと向き合うためには、HSPを正しく知ること。 例えば、そもそも感じていた刺激量にかなりの差があったことを知り、自分が甘えていたのでも、感覚が特別おかしかったのでもないと理解し、自分は人より劣っている、生きている価値のない存在なのだと自分を責め続けてきたけど、本当はそうではないことを理解すれば、考え方を前向きに変えていくことが出来るようになっていくはずです。

 

では、最後に心麦ちゃんの写真で終わります。