犬の吠え癖対処法
こんにちは、PAPAです( ´ ▽ ` )ノ
とにかく心麦はよく吠えます。
玄関のピンポンが鳴るとワンワンワンワン♪
散歩中に他の犬を見るとワンワンガウガウ!
そこで、吠え癖対処法を調べてみました。
犬の吠え方・吠え声は、
「高さ」「大きさ」「速さ」「間隔」
の4つの要素に分解できます。
・高さ 吠え声の高さは、犬の強さを表します。
高い声で吠えているときは、自分は弱いとアピールしていて、
低い声で唸ったり吠えているときは、強さをアピールしているのです。
・大きさ 吠え声の大きさは、そのまま気持ちの強さと比例します。
大きい声で吠えているときは、それだけ相手に強くアピールしたいときで、
小さい声のときは、それほどでもないということです。
・速さ 吠える速さは興奮の度合いを表していて、
速いテンポで吠えるときは興奮していて、
遅いときは落ち着いている状態です。
人間も、自分の主張を訴えかけようとして
興奮したときは、まくし立てることがあります。
犬の吠え声も、これと同じことがいえます。
・間隔 吠え声の間隔は、相手の様子をうかがっているか、
興奮して自分の主張を訴え続けているかの違いです。
間隔が短い場合は自分の主張を訴え、
間が空いているときは様子を見ながら吠えているということになります。
犬が吠えやすいか否かは、
1歳ごろまで子犬の時期にどんな暮らしを送ってきたかによって左右されると考えられます。
このころに「吠えるスイッチ」が入りやすくなってしまった犬は、
その後も吠える犬になりがちですし、
スイッチが入りにくく育った犬は、
その後も吠えにくくなるのです。
吠えるスイッチが入らないようにするには
ほかの犬や人、または生活音などの外部刺激によって、犬の吠えるスイッチは入ります。
子犬の時期にたくさんの刺激にふれ、吠えないようにトレーニングを受けた犬は、吠えるスイッチが入りにくくなります。
反対に、刺激を受けたときに吠えっぱなしにさせていたり、
そもそも刺激を受けずに育ってしまったりした犬は、
その後、外部からの刺激に接したときに、激しく吠え立てるようになる可能性が高いのです。
犬は「結果的にいいことが起きる」、
あるいは「結果的に嫌なことがなくなる」
行動を習慣化していきます。ですから、
吠えるという行動の予防・改善には、前者は
「吠えてもいいことを起こさない」ことです。
吠えてもいいことが起きなければ、吠える行動は減っていきます。
同時に吠えることとは別の好ましい行動を教え、
「吠えなくてもいいことがある」ことを伝える必要があります。
一方、後者の「結果的に嫌なことがなくなる」から吠えているのであれば、
「その嫌なことに慣らす」ことを行います。
慣らすことで嫌なことでなくなれば、結果、吠えることはなくなります。
では、具体的に散歩中に吠えてしまうのをやめさせる方法です。
前方から人や犬が来て犬が吠えそうになったら、
その場に立ち止まりお座りか伏せをさせる
犬に「大丈夫だよ、平気だよ」などと優しく声を掛けながら、頭や背中に触れる
犬が吠えそうになったらリードを軽く引いて制し、「ダメ」と禁止の指示を1度だけ出す
制止の言葉で吠えるのを我慢した時には、すかさず褒めてあげる
対象の人や犬が通り過ぎるまで、お座りや伏せの体制は維持させる
最初のうちは吠えようとして立ちあがってしまったり、我慢できずに吠えてしまったりするかもしれませんが、
繰り返し行っていくことで段々と我慢ができるようになっていきます。
我慢することができて飼い主さんに褒められたという良い経験を、たくさん積み重ねていくようにしましょう。
他の人や犬がくる度に勢いよく吠えてしまうからといって、叱ってばかりでは逆効果になってしまいます。
本来は犬が吠えたから叱っているのですが、犬の頭の中では次のような考えになっています。
他の人や犬が近付いたので警戒して(不安で)吠えたら飼い主さんに叱られた
他の人や犬が近付くと、飼い主さんに叱られるという嫌なことが起こるから嫌なことが起こるまえにもっと吠えて追い払おう
犬は自分が吠えたせいで叱られたことは理解できていませんので、叱れば叱った分だけ激しく大きな声で吠えるようになってしまいます。
必死な様子で吠えている時は、飼い主さんを相手から守ろうと思い一所懸命頑張っているつもりかもしれません。
吠えるからといってただ叱るのではなく、お座りか伏せをさせて吠える必要はないということを教えてあげましょう。